2015年7月12日日曜日

2015 今年の夏期講習会でめざすこと

シローズの塾長である僕は、今年の夏期講習会を前に次のようなことを考えています。


「テストゼミ」英・数・国

一番の思いは、安行地区・新郷地区の中学の雰囲気に染まりきっている、または染まりつつある中学生のみんなに現実という刺激を感じてもらって、さらには現状の自分を考えてもらって、もう一度勉強する習慣を身につけてもらいたい…というものです。
いま大多数の安行地区・新郷地区の中学生たちにとって、携帯電話は手放せないものになってしまった感があります。それ自体はたぶん悪いことではないと思うのですが、部活が終わり、自宅に帰宅した後の時間の大半を携帯電話に取られている。さらには週のうち何度かはその使用が深夜にまで及んでいるという状況は言い訳がないと思う。
そこに問題意識を持ってもらうためにはどうしたらよいか? そう思ったときに思いついたのがテストゼミでした。

まず受講生たちはテストを受けます。テスト問題は塾にストックしてある英数国の模擬試験の問題を使います。テストが1日、それにたっぷり時間をかけた英語の解説・数学の解説・国語の解説が各1日ずつ。時間を比較的かけていますので、夏期講習テキストも併用させてもらいます。
初日の英語の解説日には、受講生徒の3科の得点が書かれた得点表を配ります。つまり受講生たちは、自分の得点が何点で、自分の成績がどの位置にいるのかを絶えず確認しながら講習を受講できるわけです。中学の定期テストが返ってきたときには、どんな子でも勉強しようと思いますよね。その意識を利用したいのです。前述のテストと3科の解説の4日をワンセットとしたこのテストゼミを中1・中2・中3とも6セットずつ行います。その他に中3生には、理科と社会の授業があります。

それとこのテストゼミには、もう一つねらいがあります。主に中3生のテストゼミなのですが、いまの公立入試は非常に難しくなっています。たぶん安行地区・新郷地区の中学では、入試でどの教科も70点以上の得点を取れる生徒はごく少数(おそらく数名程?)であるはずです。ただ30点から40点くらいの得点までは意外にたやすく取る方法がある。おそらくテストゼミを履修する生徒は、川口総合高校から県立川口高校くらいを希望している子が多いと思いますから、そのための方法を身につけてもらいたいと思っています。
方法を身につけてももらいたいなどというと、たぶんテクニックを連想しがちだと思いますが、単なるテクニックなどではなく、高校入学後も通用する知識を最短距離で身につけてもらうための学習をしてもらいたいと思っています。


Sゼミ/SSゼミ」英・数・国

テストゼミとは別に、中2生と中3生には少数の集団授業のクラスがあります。
中2/中3SSゼミ(春日部高校、浦和市立高校以上を目指すクラス)と中3Sゼミ(川口北高校から蕨高校・越谷北高校を目指す授業)です。
SSゼミはシローズの通常テキストで先取り学習をしながら、夏期講習テキストを使った復習を行います。Sゼミは夏期講習テキストを使う1学期学習範囲までの復習を行います。

テストゼミの解説とは違い、こちらは「調べること」と「考えること」で処理能力を上げて偏差値の上昇を目指す授業となります。

今年の夏期講習会は7月28日(火)からスタートとなります。