2013年4月28日日曜日

「集団授業にこだわります」




 シローズの中学生学習クラスには、いくかのこだわりと呼べるようなものがあります。
 例えば講師は塾の卒業生である大学生であること。それもいまは基本的に蕨高校以上の卒業生にお願いしています。それから授業のレベルですが、講師たちの共通認識として、川口北校受験のレベルを、目指す最低の授業のレベルにしていること。あとは授業の進め方でいえば、生徒のみんなが必ず考えてから、あるいは調べてから、つまり生徒のみんながまず問題を解いてから、講師たちが解説するようにしています。それらがシローズのこだわりだと思うのですが、実はもう一つ、切っても切れない…こだわりと呼べるものがあります。今日はそのことについて、書かせていただきます。
 それが集団授業へのこだわりです。同程度の生徒が最低で二人いれば、集団授業を行うのがシローズのルールになっています。
 シローズの中学生クラスは、成績優秀者のSクラスと補習が中心のfクラス(中1生は中学復習クラス)の集団授業が基本となっています。ただ宿題をやって来ない子や欠席がちな子がいたり、学力が合わなかったりすると、どうしても集団授業にはならないもので、その場合はTACという個別授業のクラスになります。でもTACはシローズにとって、あくまで経過措置的なクラスです。やがてTACのクラスの生徒にやる気が出てきたり、同じような成績の子が二人以上揃うようになれば、TACがfクラスに変わることになります。もちろん1対1の個別指導も行っていますが、塾側からの提案というよりも、むしろ保護者側からの意向が大きい場合に限られています。
 ところで、いまは個別授業や個別指導と呼ばれるものが主流の時代だと思います。そうした中にあって、シローズが集団授業にこだわるのは、集団授業によるメリットを僕と講師たちが気づいているからだと思います。
 集団授業は、いわばやる気を出してそして成績が徐々に上がっていくという流れを化学反応だとしたときの触媒だと思います。個別授業や個別指導でも、成績を上げることはできると思います。でも成績が上がり方というか、上がりだしたときの上昇のスピードが違うのだと思います。それから、もしかしたらこれが一番の理由かも知れませんが、上で書いた化学反応を起こりやすくするのだと思います。つまり集団授業は、生徒のみんなにやる気を持たせて、成績を上げる力を持つんです。
 安行地区・新郷地区の中学の場合、成績を大きく上げるということは、結局のところ、中学校の常識と違う価値観を持つことだと思います。それをたった一人の勉強で気持ちを持続することは、やっぱり難しい。どうしたって、自分のペースで勉強をしたい。塾の指導は部活で疲れた後の活動…ですから、誰だって自分のペースを崩さずに塾に通いたい。でもそれじゃ、成績を大きく上げることはできない。とくに安行地区・新郷地区の中学生にとっては…。だから集団授業が必要なんです。ですからシローズはこれからも、集団授業にこだわっていきます。






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